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大江戸検定試験のための本でもあります。 でも、それ抜きでも楽しめる本です。 江戸時代の暮らしや制度、その他諸々、多岐に渡って詳しい情報が掲載されていて楽しめます。 江戸好きにはお薦め♪

戦国時代に興味を持った息子にブレゼント。 とても喜んで読んでいます。 大人が見ても面白く、買って良かったと思いました。

江戸時代は一般的には鎖国していたとはいえ、実際に は長崎の出島を通じて、或いは何処かの藩の密貿易 や朝鮮通信使などを通じて、日本以外の国々の情報が もたらされていたであろう。 にも拘らずペリーの黒船には度肝を抜かれた。 以来、国内は天変地異が起きたかのように激動した。 そして欧米列強国がアフリカ大陸、南北アメリカ大陸、 オーストラリア、アジア大陸、東南アジア諸国と、まさに 世界中を植民地化・奴隷化する中で、極東の小さな島 国が有色人種国家としては数少ない独立を保ちながら 唯一、近代国家としての産声を上げた。明治時代の始 まりである。黒船に度肝を抜かれた幕末の志士たちが 築き上げた明治新政府から、大正、昭和の終戦（昭和 ２０年）迄の約８０年間、それが大日本帝国と呼ばれた 時代の日本である。 この本は、その約８０年間に亘る大日本帝国誕生の経 緯から、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二 次世界大戦へと日本が引きずり込まれて行った背景や 当時の日本国民の生活、流行、文化などにも触れ、な るべく公平な目で時代を追いながら、富国強兵から敗 戦に至る迄の日本社会全体を要領よくまとめた教科書 である、と思います。 一読者である私は「日本は欧米が言うところの植民地」 なるものは一切持っていなかったという立場ですが、こ の本の著者は一応、「植民地」という言葉は使っていま す。しかし、決して「大日本帝国＝軍国主義＝悪」とい う左翼的立ち位置ではなく、公平な観点で書いていると 思います。先の大戦から今年で７０年。先頃安倍総理 の７０年談話が出されました。大日本帝国はその７０年 間よりもほんの少し長い程度の期間で終了しました。 幕末から激動の明治、大正、昭和の時代、それは今や 初老近い中年となった私のような戦後世代から見れば 曽祖父母、祖父母、そして若かりし頃の父母の時代で した。明治の文豪やハイカラさんが現われ、大正ロマン が訪れ、美空ひばりさんよりも少し古い世代の歌謡歌 手が活躍した時代でした。今にも手が届きそうな時代 です。欧米列強こそが軍国主義、帝国主義、植民地支 配、奴隷支配をしていた時代に、奴隷支配もせず、欧 米流の植民地支配もせず、立憲君主制で明治、大正、 昭和を頑張ってきた日本が一人、軍国主義、ファシスト 国家、悪と叫ぶ左翼の妄言など、およそこの本を読め ば当らないということが理解できると思います。

噂の真相が休刊となってダカーポに期待していたら、こちらも休刊。 出版界で休刊は廃刊と同義語と聞いていました。ダカーポは本当に休刊だったので、とても嬉しいです。 敗戦後70年を幅広い観点から描いてあり、昭和の人間のハートにジャストミート。

高校生の社会科でお世話になった一冊です。新版に更新しました。手元にあると何かと便利な一冊です。

ベストセラー新書「応仁の乱」の著者による新しい視点からの中世戦争史。

「天皇家の万世一系」と「藤原氏の摂関制は母后制」の二つを正しいとするとこうなるのかといった感じ。今の歴史教育の在り方に物申すといった立ち位置で「記紀」は「正史」だといった少し前の考え方に戻したいようで好みではないです。考古学のねつ造事件から考古学でわかってきたものを自分の考えに合うものだけ採用しているように思われる。

爆笑問題の本が好きなので読んでみたかった本です。これで、私の苦手な歴史が少しでも楽しくわかるといいな...と思いまして^^ 自分なりに、また改めて戦争のことを考えるきっかけになりました。

大正３年生まれの祖母から、戦時中の東京での婦人防火団の苦労話や焼夷弾による空襲の話を聞いたことがあります。 当時の僕は、小学校の低学年だったので大して理解はしていませんでした。 今回、この本を読んでみて、当時の祖母の苦労が想像できるようになりました。 ４５年前に亡くなった祖母ですが、戦後、女手一つで３人の子供を育てた逞しさと優しさを感じさせ、祖母を思い出させてくれた１冊でした。

ダンナいわく「非常〜にオモシロイ！」 こんな分厚い重い本を自宅玄関まで届けてもらえるのがウレシイ。

アメリカのW.G.I.Pに洗脳され、呪縛がいまだに解けない人は、一読して東条英機がいかに真っ当なことを伝えているかを認識すべきである。

非常〜にオモシロイ！です。こんな分厚い重い本を自宅玄関まで届けてもらえるのがウレシイ。

ちょうど今、古文書入門講座を受講しており、その助けとなりそう。

事故の歴史の勉強みたいにもなります。

スーパーＵＭＡ目撃ファイル ２０１０ / 並木伸一郎 比較的程度の良い中古本でした。

とても駆け足ではあるが、この時代の大王家やそのまわりの人物、出来事などをうまくまとめてある。血生臭い政変劇には、必ず人の業、哀しみが付き纏い、例えば大津皇子の変などに材をとり折口信夫の「死者の書」などの名作も生まれる。遥か昔の事と思えば現実味を欠き夢物語のようだが、人は変わらない。そんなことを、ふと再認識させられる一書。読み物としてとてもよくできている。これを入門書とし、この時代に分け入っていくのもよいかもしれない、そう思われんことを。