敷島大正琴 琴伝流 敷島（マイク付き） | HiP-Sound秦野本店

「電池で駆動して、スピーカーが外付けのFMステレオラジオが欲しい」とかねて思っていた。これは、いろいろ調べると、チューナーは海外仕様で、87.5MHzから108MHzまでしか入らないが、国内放送の76-90MHzを海外用に変換するコンバータを使用すると国内放送も全部聞けるという。買ってみた。届いたものはビニールの袋に本体、電源コード、スピーカー用のコード2本、アンテナ用らしい15cmくらいのコードとネジ穴のキャップ2ケが入っていて、説明書も何もない。おまけに本体のスピーカー用端子は2ピンだが、同梱のコードは3ピンで誤発送らしいが、中国からの直送商品で、国内通販のサイトに「ケーブルもらえませんか」とメールを入れたが当然何の返事も無い。ええい、と、基盤の端子にスピーカーケーブルを直づけして、電源を入れてみる。5V-12Vで動作、とどっかのサイトにあったので、ニッケル水素単三4本(5.4V)で行くと動かない。ならば、と普通の単三4本(6V)で行くと、本体表示が点灯して動き出した。が、音が出ない。コワレているのか、と006P(9V)をつなぐと、一瞬ザーッっと音が出た。アンテナの端子にケーブルをつなぐと、おお、放送を受信したが、しばらくすると音が消えた。「ならば」と12VのACアダプタをつなぐと、今回は連続してずっと音が出る。HPで仕様を再確認すると、「15W×2のアンプ内蔵」とある。「では」と、25Wのスピーカーをつなぐと、ドーンと音が出る。アンテナ端子のケーブルを長め(90cm位)に換えると、サーッというノイズも消えた。ちゃんとステレオで、オーディオにうるさい人なら首を横に振ると思うが、安物のステレオラジカセには圧勝、マイクロコンポでラジオを聞いているような音質である。こんな小さなボディでこんな大きな音を出して大丈夫なのか、こんな細い電源ケーブルで大丈夫なのかと心配になるが、別に熱くなって触れなくなる事も無く、焦げ臭い匂いが漂う事も無い。しかし、15W×2のアンプを駆動すると結構電気は喰うようで、006Pの電池でしばらくして音が消えたのは、電池が短時間で消耗して電圧が下がったためらしい。まあ、元がカーオーディオだから、12Vのカーバッテリーで動かす事が前提のようである。ちなみに6V(400mA)のACアダブタでも普通に動作した。電圧よりも電流の不足に敏感のようである。

真空管メインアンプのプリアンプがダメになた為、自作プリアンプに挑戦しました。思ったより小さくてルーペ片手に悪戦苦闘の末完成しました。音は、少々歪が気になります。どこか半田が悪いのかなあ。