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まだ見てませんが、高齢の父の関節痛のリハビリの為に丁度良い思い購入しました。

嵩山少林の梅花拳は、知名度の割にDVD教本が少なく稀少価値があると思います。（注意：義和門拳や梅花粧など、嵩山少林外部にも梅花拳という類が多く混同しますが、これは、嵩山少林寺で行われてる少林梅花拳です。一路二路あると聞きますが、これは知名度の高い「一路」の方だと思われます。） ＜参考＞ 梅花拳は嵩山の中では、必須の小洪拳・大洪拳を基礎として習得した者が、羅漢・大祖長拳・通背・朝陽拳などと並んで、応用段階で学ぶ選択科目的存在です。私見ですが、他の拳の套路と比べた最大の特徴は、１．技が最も多彩で表演的（特に足技。二起脚・擺連脚・旋風脚が勢揃いで、横蹴りを除く全ての足技。）、２．手技に教門長拳（査拳・華拳・弾腿など）の影響、３．同じ嵩山少林の羅漢拳よりは実戦的に感じます（これは、空手・柔道出身の私の身体的慣れが影響しているので個人差だと思いますが）。 また、嵩山の中に幾つの派閥があるようですが、釈延慈氏が演じる羅漢拳では、この梅花拳一路を短くした套路が羅漢拳七路となっています。どうも名称が複雑なのが嵩山の難点です。

当DVDは嵩山少林寺の中心（≒最古の伝統拳）「大洪拳」のうち、二路。DVD教書少なく稀少価値あり。しかし、少し短いバージョンですね。何種類か演武を見ましたが、この後に更に演武が加わった1.5倍くらい長いバージョンを複数見たことがあるのです。しかも、うち一つは、同じ釈徳揚師範によるものでした。また、後半を中心に微妙な差異があります。有名な一路に比べ、二路・三路は、自由に加工され演じられているのでしょう。よって、このDVDの套路が絶対的ではないのかもしれません。

当DVDは嵩山少林寺の中心（≒最古の伝統拳）「大洪拳」のうちの三路。DVD教書少なく稀少価値あり。しかし、少し短いバージョンですね。何種類か演武を見ましたが、この後に更に演武が加わった1.5倍くらい長いバージョンを複数見たことがあるのです。しかも、うち一つは、同じ釈徳揚師範によるものでした。また、後半を中心に微妙な差異があります。有名な一路に比べ、二路・三路は、自由に加工され演じられているのでしょう。よって、このDVDの套路が絶対的ではないのかもしれません。

活法って聞きなれない言葉でしたがセルフケアのヒントになれば…と思い注文しました。こちらは素人でなんの経験もなく日々過ごしている身ですが、前置きが長くて少しあきてしまいました。また実際の手法もわかりやすいとはいえず…残念でした。

この少林拳シリーズは、貴重な拳法の套路が詳しく紹介されていて、演者の僧侶も実力があり、好きです。 難点は、安くて薄いディスクを使っているため、雑な取り扱いをすると、割れてしまいます…！ 細かいことはともかく、それが最大の難点です。

今まで見た詠春拳とは、違うものでしたが、老師の実力は高く、内容も充実していました。 ケースその他、とても綺麗。

少林羅漢拳（北派）と言っても嵩山少林寺の中でも派閥が色々あるようで、今も私は名称・分類で混乱します。同じ套路でも呼び名が違っていたりします。このDVDの「二路」は、別名「大羅漢拳」（釈徳楊師）とも。套路の中でも、かなり長いバージョンです。他では「二路」や「三路」に分けて呼ぶケース（釈延慈氏）も。 このDVDの内容・演武は、若くて元気ですが、少し雑にも見えます。少林羅漢（嵩山）では、私は張士傑師や釈徳揚師範の演武が好きで、両師のセンスを参考にしていますが、好みかもしれません。 他に、少林羅漢（北派）で見た套路では、１．（嵩山少林寺）釈徳揚師範（31代；素喜師の弟子）の小羅漢（嵩山保存の羅漢拳古譜に古い図説あり）、大羅漢（一路・二路・三路）、また羅漢十八手、など。２．（同じく嵩山）張士傑師の「少林羅漢拳」（「一路」と呼んでますが、大羅漢の一部に近い。演武は素晴らしい。）３．（同じく嵩山）釈延慈氏の羅漢拳一路〜七路（一路が小羅漢、二路と三路が大羅漢？なんと七路は梅花拳一路に近似）４．松田隆智師書籍：台湾に伝わる「北派少林羅漢拳」（形意拳の影響が手技にあり？）。５．笠尾恭二師書籍：捻手拳（羅漢門：長拳の影響あり？）。６．姓名不明の少年演武：「少林羅漢拳」とのみ表記してますが、張士傑師に近い事例。７．釈徳君版（確認中）。 まだまだ北派だけでも羅漢拳と称するものは相当あるはず。名称が略されたり、名称が違うケースもあるので、DVDの中身を見る前に見分けるのが大変です。

NTSC形式なので家庭用DVDプレーヤーで再生可能な上、（中国のNTSCは画質が悪いものが多い印象でしたが、）この画質は良質でした。太祖長拳では釈徳揚師範（31代）がやはり無難ですかね。個人的には、嵩山系は、大洪拳・小洪拳・梅花拳・羅漢拳の順番で好きで、これを中心に練習していますが、少林最古・少林発祥拳という説もある拳は避けて通れませんからね。今、丁度、習得に向けて練習を開始しました。（なお、少林武器術は、更に歴史が古くなります。） ＜参考＞ 太祖長拳は嵩山少林寺の中では、必須科目の小洪拳・大洪拳を基礎として習得した者が、羅漢・梅花・通背・朝陽拳などと並んで、応用段階で学ぶ選択科目的存在ですが、実は、太祖による創作で、凡そ千年前の少林套路＝「最古説」もある上、小洪拳・大洪拳すら、太祖長拳から発祥したという説がある伝統拳です。この説を信じるなら少林の発祥拳とも言えます。（ただ、演じて見てみて思うですが、個人的には、小洪・大洪拳と太祖長拳には特別の因果性を感じません。なんとなくセンスが違います。）