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１年おきに出るんですよねこの六法。 今年は出ました。 いろいろ改正点があるので，消費者関係の事件をやる弁護士には必需品です。

多重債務者を食い物にし暴利を貪るサラ金の姿がリアルに伝わってきます。バックにいるメガバンクのことまで踏み込んで書かれており、格差社会の実状を知るための入門書として最適と思いました。

ちょっと極端な気もしますが、田舎住まい（Iターン）の身としては腑に落ちることも多々あります。 団塊世代で田舎暮らしを夢見ている人に向けて書いたようですが、夢見ている人が読んでも、夢の中にいる限りは、振り向いてもらえない意見でしょうね（それだけ現実的な意見ってことです）

現代日本を食卓から知ることができる、おもしろい本です。 サブタイトルに「食卓の喜劇」とあるが、これはもはや、笑っていられるレベルではなく、悲劇でもあるなと思いました。 写真が多いので、すいすい読めます。 自分は、ちゃんとごはんを作っているなぁと、自分をほめたくなりました。

生々しい消費者金融業界のことが書かれています。第3章「多重債務者350万人」の借金総額＋50万円で売られる女の項目は、結構、衝撃的でした。 格差社会と言われますが、本当にお金に困っている人がどのようなモノなのかよくわかります。著者は、消費者金融を悪魔的ビジネスモデルと評していますが、まさにその通りで、一度、お金を借りると、なかなか借金漬けの生活からは抜け出せません。 大手の銀行が、消費者金融業界に進出しようとするのかもよくわかります。

消費者金融’サラ金’の怖さがわかります。こんなサラ金が株式上場していることや、政府が税金を投入した銀行が資金を提供していることも疑問に感じました。 筆者の苦労した取材も評価できます。

一緒に注文した観光白書が手に入らず、かなしい…

会社用です。 まあ、資料ですからね。 こういうのが売っているとうれしいです。