忍たま乱太郎　カラコレ　ABC 忍たま乱太郎カラコレABC

このご時世で忘れられた大切なものを記載している立派な参考書です。

このご時世で忘れられた大切なものを記載している立派な参考書です。

「冤罪は、捜査から生まれる」 そう思いました。 菅家さんの言葉で執筆されています…たまりません。今、いろんな気持ちが交錯しています。 捜査に携わった彼らが許せない。しかし、、 どうしてあの時、菅家さんは在りもしない嘘を自白してしまったのか。 恐らく通常では考えられない精神状態に陥ってしまうのでしょう。。。 あの、決定的な場面が浮かんでは、拭え切れない思いになります。 不起訴となった他の２件も罪を被されていたら、確実に死刑だと思いました。 今頃、飯塚事件の二の舞になっていたかもしれません。 「私の人生を、返してください」 出所後の菅家さんの言葉が強烈に響きます。 菅家さんのご両親がどんな思いで生き、そして亡くなっていったのか― 捜査の争点のひとつでもある証拠開示（可視化）については、未だ不透明ですが、 私は足利事件における当時の録音テープなどについては公開すべきだと思います。 ただ、刑事訴訟においては、共犯の場合の不利益など実質的に問題点も多々あると考えます。 読んでください。そして、そのお気持ちを世間に伝えてほしいです。 冤罪は、絶対にあってはなりません。

まだ読み切っていませんが、興味があったので購入しました。横溝正史の小説「八つ墓村」とそのモデルになった、実際に起きた事件「津山三十人殺し」についてを現地へ赴いてレポートした本です（両文庫は共に読みました）。特筆する部分は無いのですが、村の雰囲気やイメージがわかりやすく書いてあります。写真や地図が載っていますが、何となく事件・現地の暗い雰囲気をクローズアップしているような感じがワザとらしいかな。